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【2025年最新】マルタで救急車を呼んだ体験談|電話・到着時間・費用・処置の流れ

海外生活や旅行中に「もし事故や体調不良で救急車を呼ぶことになったら?」と不安に思う方も多いはずです。
私自身、マルタ滞在中に実際に救急車を利用した経験があります。この記事では、112に通報してから到着するまでの時間・病院での処置の流れ・費用を体験ベースでまとめました。
これからマルタに留学・ワーホリ・就職で滞在する方や旅行予定の方の参考になれば幸いです。
マルタの病院の探し方|ワーホリ・留学・長期滞在者向けガイドも書いてます!


目次

1. 救急車を呼んだ状況

バレッタ近郊で行われたフィットネス競技に参加していた際、自転車と接触して足を負傷しました。命に関わるような状況ではなかったものの、出血が多く歩行も困難に。
その場にいたインストラクターが「救急車を呼ぶべき」と判断し、すぐに112へ連絡してくれました。

👉 ポイント:マルタでは救急車を呼ぶと、多くの場合**Mater Dei Hospital(マルタ最大の総合病院)**に搬送されます。(Emergency Medical Services – servizz.gov.mt)」


2. 112への連絡(通報の流れ)

  • 番号:112(通話無料)
  • 言語:英語またはマルタ語
  • 聞かれること:場所、症状、意識の有無、年齢

実際のやり取りはインストラクターが対応してくれました。焦っていると語学力も落ちがちですが、最低限「場所」「症状」を伝えられれば大丈夫。

役立つ英語フレーズ例

  • He is unconscious.(意識がありません)
  • She has severe pain in her leg.(脚に強い痛みがあります)

👉 英語が不安なら、翻訳アプリや周囲の人に頼るのも有効です。


3. 救急車の到着までの時間

驚いたことに、実際に救急車が到着するまで約1時間かかりました。
理由は道路の封鎖や渋滞。特にマルタは道が狭く、観光シーズンやお祭りの時期は大渋滞になりやすいため、市街地でも時間がかかることがあるのです。

👉 教訓:命に関わらない場合はタクシーの方が早いケースも。ただし重症なら必ず112を。


4. 現場での対応と搬送の流れ

  • 救急隊員は2名体制(看護スタッフ+運転手)
  • 症状の確認 → ストレッチャーに移動 → 救急車へ搬送
  • 「付き添いはいるか?」と聞かれ、同僚に同乗してもらいました

その後、救急車で約15分ほどでMater Dei Hospitalに到着しました。


5. 病院での処置(Mater Dei Hospital A&E)

マルタでは、緊急搬送されてもすぐに診察してもらえるとは限りません。A&E(救急外来)はトリアージ制で、重症度が低いと数時間待たされる場合もあります。

私の場合:

  1. 受付でID提示と必要書類を提出
  2. 待合室で約20分待ち → 診察 → X線撮影
  3. 縫合処置 → 感染予防の注射
  4. 合計で2〜3時間ほどで処置完了

6. 費用と支払い方法

  • 今回のケース:0€(無料)
    • 私は居住者扱いだったため請求なし。
  • 旅行者の場合:約500€(=約8万円) 請求されるケースも。

👉 支払い方法

  • Revolut(マルタで普及しているネット銀行)
  • VISA/Masterカード
  • 現金(ユーロ)

7. 体験から学んだこと(Tips)

  • **ID(eResidenceカード/パスポート)**は常に持ち歩く
  • 保険証券・薬のリスト・緊急連絡先を準備しておく
  • 英語が不安でも、単語+ジェスチャーで十分通じる
  • 翻訳アプリは心強い味方
  • マルタの医療は無料/安価で受けられることもあり、海外としては手厚い部類

まとめ:海外で救急車を呼ぶときの教訓

  • マルタでは112が緊急番号。通話無料・英語でOK。
  • 到着に時間がかかる場合がある → 渋滞・イベント時は特に注意。
  • 費用は居住者=無料/旅行者=高額請求の可能性
  • 海外生活では「健康第一」。事故や体調不良のリスクに備えて、保険・ID・必要情報の準備が安心につながる
  • マルタのプライベート病院・薬局・歯医者はいくらかかるの?と思う方はこちらを参考にしてください。
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この記事を書いた人

はじめまして、「元ホームレスの嫁」です。
日本では公務員として働き、その後、海外で寿司職人として修行。
今ではマルタのIT企業で、英語を使いながら国際色豊かな仲間と海外オフィスジョブを楽しんでいます。
英語も海外生活も、最初は不安だらけ。でも一歩飛び出せば、意外となんとかなるもんです。
元バックパッカー&ホームレスの夫(現在プロボディビルダーを目指し中)と共に、マルタで挑戦を続ける日々。
「型にはまらない生き方」「海外でのキャリアの築き方」「英語を楽しむコツ」など、リアルに発信中です。

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