英語苦手IT苦手でも海外就職“最強スキル5選”を発見した話

【はじめに】海外就職に必要なスキルは「英語とIT」だけじゃない

「ノマドちゃうんかい！」と突っ込まれがちな、マルタ島のチャンです😎
「海外就職を目指すなら、まずは英語とITスキルを磨かないと」
そう考える人は多いかもしれません。もちろん、それらは大事です。しかし実際に海外で就職活動をしてみて気づいたのは、**「それだけでは差がつかない」**ということ。

私自身、語学もITも“普通”レベルでしたが、他の候補者と差別化できたのは**「意外なスキル」**のおかげでした。この記事では、実体験に基づいて、海外転職で本当に武器になったスキルを紹介します。

アジア圏では、「大卒以上」「3年以上の実務経験」といった明確な応募条件が設定されている企業が多く、まずは書類選考を通過すること自体がハードルになります。学歴フィルターや職務経歴の厳格なチェックがあるため、見た目のスペックが重視されがちです。

一方、ヨーロッパ圏では「その人がどういう価値観を持っているか」「異文化の中でどう働けるか」といった、内面的な資質や柔軟性が重視される傾向にあります。
日本的な“空気を読む力”よりも、**「自分の考えをきちんと伝える力」**が求められていました。

海外就職で成果が出たときの共通点は、圧倒的な事前準備です。
面接を受ける企業の社風や経営陣のバックグラウンド、現地の社員のプロフィールをLinkedInなどで徹底リサーチ。その情報をもとに「自分の強みをどう活かせるか」を事前に整理しました。

実は、コネクションもかなり重要。現地のFacebookグループやX（旧Twitter）での交流を通じて、リアルな求人情報や非公開ポジションを知ることができました。まずは現地在住の日本人や現地の人とつながるところからスタートしてみるのがポイントです。

最近は「ChatGPT使ったことある？」「業務で生成AIを使って効率化したことある？」といった質問をされることが増えました。
キャリアの棚卸しや、学習スケジュールの設計にAIを活用していることが伝わると、**「主体的に学ぶ力がある人」**として評価される傾向があります。

チームでの業務を円滑に進めるためには、タスク管理やコミュニケーションツールを使いこなすスキルも大切です。英語力が完璧でなくても、こういったツールを活用して「きちんと成果を出せる人」になれば、評価は一気に高まります。

面接で思いがけずウケたのが、猫の保護活動に参加していたエピソードでした。単なるスキルや職務経歴だけでなく、**「人間的に信頼できる人かどうか」**という視点で見られていることを実感しました。

たとえば、難民支援団体や外国人支援センターなど、多国籍の人々と関わるボランティアに参加することで、異文化コミュニケーション力や現場での対応力が身につきました。これは**履歴書にも書けて、面接でも具体的に話せる“強いストーリー”**になります。

結局、何がいちばんの武器になるのか？

それは、「なぜその国で働きたいのか」「自分は何を大切にして生きてきたか」といったあなた自身の“背景や価値観”を語れる力です。

表面的なスキルよりも、“自分の軸”を明確に伝えられる人が選ばれる。これはどの国でも共通するポイントだと強く感じました。

✅ AIツール（ChatGPTなど）を使ってキャリアプランを整理する
✅ LinkedInやSNSで、現地在住の人とつながる
✅ 週末に参加できるボランティアを探してみる

海外就職は確かに簡単ではありませんが、「意外な経験」や「ちょっとしたスキル」が大きな差を生む世界でもあります。
自分の中に眠っている武器を見つけて、あなたも一歩踏み出してみてください。