🌍マルタ3年目、「なりたかった自分たち」になった夜の話

ヨーロッパ生活・旅行情報

“毎月開かれる女3人の会議”
と聞いて、あなたは何を想像しますか?

私にとってはそれが、海外で生きていく支えであり、ライフラインであり、たまに腹筋を崩壊させる笑いの時間でもある。
「ノマドちゃうんかい!」と突っ込まれがちな、マルタ島のチャンです😎


👯‍♀️ベスティの出会いは、Bumbleから始まった(え?)

私には、ラティーナのベスティが二人いる。
一人はコロンビア出身、元ボクサーで今はバリスタ。人生のタフさとカフェへの愛を両立してるストリート系ハイブリッド女神。
もう一人はエルサルバドルの「The 女子」。ドーリーな見た目と毒舌のギャップで人を沼らせる、太陽みたいな子。

出会いはある日、私がBumbleで出会った彼を日本人の誕生日会に連れて行ったことがきっかけ。
その会場でこの二人が偶然出会い、なんと意気投合。3人の関係が“友情版ラブストーリー”のように始まったわけです。


🛋 “会議”と呼ばれる、感情の棚卸しタイム

うちらの会議、議題は常にざっくり。

  • 「いい人できたけど、なんか変なLINE来た」
  • 「オーナーに突然“出てって”って言われたんだけど」
  • 「給料、入ってないんだが」

そんなときは全員集合、即飯、即報告。

落ち込んでる子がいれば「今日は私がご飯作るね」って言い出すし、誰かが金欠でも「いいよ、払っとくよ」のひと言で済む。
なにそれ、ドラマ? って思うけど、これがリアル。

あなたの周りに、そんな人たちっている?


⏰ 時間にルーズ?いや、時空が違う

ラテン系女子と日本人の時間感覚は、もはやタイムゾーンの違いではなく“惑星間時差”

私「7時集合ね」
ラティーナたち「OK〜❤️」
(8時10分、だれも来てない)

最初はブチギレてたけど、だんだんわかってくる。「あ、ラテン時間ね」って。
逆に私は、「一度言ったら伝わってる」と思いがち。
でも彼女たちは違う。「3回確認されて、やっと“あ、本気で来るやつなんだ”ってなるらしい」

…文化って、おもろい。


💼 昔は「生きるために働いてた」って思う

思い返せば、マルタに来たばかりの頃は、毎日が**“生存ゲーム”**。

給料は安く、労働時間は鬼長く、英語はぎこちなくて。
部屋はシェア、プライバシーは皆無、シャワーは水のみ。
エルサルバドルの子なんて、2年半も“ルームシェア within シェアハウス”。物が毎週なくなって泣いてた日もあった。

私は職場の寮から追い出されたこともある。プロジェクトが飛べば即クビ。
マルタの試用期間は6ヶ月。つまり**「いつでも首切れます」制度**。怖くない?


🌱 でも、今。ちょっと違う。

最近、私は英語で働けるオフィスジョブを手に入れた。
高校時代の夢だった「外資系でのびのび働く」が、まさかマルタで叶うなんて。

英語でジョークも言える。スペイン語も勉強してる。
昔の私がいたら「え、成長してない?」って自分に言いたくなる。

しかも、3人ともようやく「疲弊しない働き方」ができるようになってきた。
旅行にも行ける。外食も楽しめる。お金がなくても、夜の星空と無料バスで小さな冒険ができる。

これが、“なりたかった私たち”のかたちなんだと思う。


💸 昨日はクリプトナイトへ…行ったけど、帰った(笑)

昨日は会員制バーで開かれた「クリプトナイト」というイベントへ。
内容は、仮想通貨・AI教育・オンラインカジノの未来…とかだったと思う。
客層はちょっとリッチな感じの欧州オジサマたち。

でも…始まったの、予定より70分後。
お腹すきすぎて、イベント途中で3人でラテン料理レストランに直行しました(笑)

イベントの内容より、3人で「なんなんアレ(笑)」って言いながら食べたごはんの方が100倍よかった。


💬 最後に:あなたの“なりたかった自分”は、どんな姿ですか?

海外生活って、キラキラしてるようで、ほんとは泥臭くてギリギリで、笑いながら泣ける瞬間もある。
でも、だからこそ本当の友情が育つし、
“夢が叶う”って、こういうことなのかもしれない。

3年前の自分が今の私たちを見たら、たぶんこう言う。

「…よくやったね」って。

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