「マルタに引越したけど、メルカリがなくて不用品の処分に困っている」 「安く家具や服を手に入れたいけど、どこで買えばいいの?」
マルタには日本のようなフリマアプリがありません。最初は私も「え、不便すぎる…」と絶望していました。
しかし、マルタにはメルカリ以上に(?)生活に密着した売買文化があります。今回は、現地在住の私がたどり着いた**「マルタ流・中古売買の正解」**をシェアします。
1. かつての定番「日曜マーケット」はハードル高め?
以前は、Birgu(ビルグ)で開催されている日曜マーケットによく行っていました。 ただ、ここは日本のフリマとは少し雰囲気が違います。
- 骨董品が多い: 本当に使えるものを売るというよりマニア向けの品が多い。
- 現金のみ: 基本的にキャッシュレスは不可。
- 買い物というより観光: 気軽に売買するというより、マーケットの雰囲気を楽しむ「観光」に近い感覚です。
2. マルタの主流は「Facebook Marketplace」

現在、マルタ生活で最も使われているのが Facebook Marketplace です。 日本では馴染みが薄いかもしれませんが、マルタではもはやインフラ。以下のようなものが日常的に取引されています。
- 賃貸物件: オーナーが直接「部屋貸します」と投稿(仲介手数料なし!)
- 家具・家電: 帰国する人の「Move out sale」が狙い目
- 自転車・車: かなりの高額商品も動いています
- 中古スマホ: 最新機種から型落ちまで豊富
実際に使ってみた感想
① 購入編:スマホ
新しい機種に買い替えたというおばあさんからiPhoneを購入しました。ケースまで付けてくれて、状態もかなり良好! 「大切に使ってね」というやり取りもあり、個人取引ならではの人の温かみを感じる取引でした。※偽物も流通しているので、Facebook歴や投稿している写真等もチェックして見極めてくださいね!
② 活用編:家の賃貸(直接契約)
実は、いま住んでいる家もMarketplaceで見つけた物件です。 エージェント(仲介会社)を挟まずに大家さんと直接やり取りをしたので、仲介手数料がかからず、家賃も少し安く交渉できました。
※ただし、超重要注意ポイント! 直接契約ができる一方で、**「物件詐欺」**も横行しています。
- 大家の留守中にクリーナー(清掃員)が大家になりすまして案内し、手付金を騙し取る
- 存在しない物件の写真を載せ、即入金を迫る
といったケースがあります。**「内見前に送金しない」「怪しいと思ったらすぐ手を引く」「契約書を交わすまで大金は払わない」**ことを徹底してください。マルタ警察もオンライン上の詐欺への注意喚起を行っているので、怪しいと思えばすぐに取引を中止しましょう。
③ 販売編:洋服
安めに出品したこともあり、3日で4着完売! 自分の投稿画面だけでなく、マルタ内の「Buy and Sell Malta」などの巨大グループにもワンタップで同時シェアできるので、集客力が想像以上でした。
3. マルタ独自の「出品ルール」と文化
日本のメルカリとは文化が少し違います。
- まとめ売りの文化: 洋服は1着ずつ出品するより、数枚まとめて投稿して「欲しいものがあればコメントして」というスタイルが主流。
- 出品数制限: 月に20点ほどという目安があるようです。
- ブランド品には厳しい: Michael KorsのバッグやNikeの靴を出品した際、「偽物の可能性あり」とAIに判定され、出品できないことがありました。保証書がない場合は注意が必要です。
4. 知っておきたい!受け渡しと「支払い」のリアル
ここが一番のポイントです。
受け渡しは「手渡し」が基本
郵送文化はほぼありません。
- 場所: バレッタなどの人通りの多い場所や、自宅近くの教会・ショップ前を指定するのが一般的。
- 時間: マルタはゆったりした国ですが、売買に関しては時間に正確な人が多い印象です。
※Boltタクシーで物のみ送ってほしいと言われることもありますが、そのまま逃げられてしまうこともあるので、やはり注意が必要です。
支払いは「現金」か「Revolut」
マーケットプレイスの取引では、小銭を用意しなくて済む Revolut(レボリュート) での送金がめちゃくちゃ喜ばれます。 ※逆にセカンドハンドショップ(実店舗)は、まだ現金のみの場所が多いので注意!
5. セカンドハンドショップ(実店舗)の事情
マルタにも中古ショップはありますが、以下の特徴があります。
- 基本は「買う専門」: 持ち込みで買い取ってくれる店は稀。
- 売る場合は「寄付」: MSPCAなどのチャリティショップへ寄付する形が一般的です。
まとめ:メルカリがなくても意外と困らない!
マルタにはメルカリのような便利な専用アプリはありません。 ですが、Facebook Marketplace を中心に、かなり合理的(かつアナログ寄り)な売買文化が成り立っています。
最初は英語のやり取りや対面に緊張するかもしれませんが、慣れてしまえば「これはこれでアリ」と思えるはず。
次は、マルタでの取引をさらに爆速&スムーズにするための必須ツール**「Revolut活用術」**についても詳しく書こうと思います!

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